海外生活で気づいた日本とのセクシャルカルチャーの違いその2〜性教育/避妊編〜

更新日:2021年8月26日




みなさんこんにちは!

漠然としているかもしれませんが、教育って本当に大事ですよね。極端なことを言ってしまうと、例えば教育が受けられないと文字の読み書きができなくてちゃんとした仕事に就けません。悪気がなくとも、正しい教育を受けていないと環境問題、健康問題、男女差別、いじめなどを創造してしまう恐れがあります。

今回は海外の性教育がテーマということで、オーストラリアの公立校に通う息子に生の話を伺いました!後半は私がクリニックで実習していた際に見た避妊カルチャーについてシェアしたいと思います。


目次

  1. 何歳で性教育を習い始めるの?

  2. 授業内容は?

  3. 家庭や社会でのセクシャルカルチャー

  4. 避妊について

  5. あとがき




1. 何歳で性教育を習い始めるの?

小学校によって多少変わってきますが、うちの息子の通っていたクイーンズランド州の小学校では6年生のときにセックスエドゥケーション(性教育)の授業がありました。学校の先生ではなく'Sex Education Australia'という団体からスペシャリストを招いてのクラスでした。ちなみに5年生のときはスペシャリストを招いたドラッグ&アルコールクラスがありました。

息子の通っていた小学校では宿題が出されないため(夏休みでも宿題ゼロ!)たまに先生にオンライン自主学習用のサイトを紹介されていましたが、"The Good Society"という、小学校1年生〜高校3年生までの色んなカテゴリーのある、日本でいう道徳を学べるサイトが現地ニュースに取り上げられ話題になっていました。オーストラリア政府運営の無料サイトですので、英語のわかる方はぜひチェックしてみてください。(→"The Good Society")

5〜6年生のページを開くと、友人関係/変化/チャレンジ/アイデンティティ/人間関係/に続き、インティメイトな関係/同意/避妊/性犯罪/LGBTQ/セクスティングなどのページがありアニメーション付きでわかりやすく説明されています。通報・相談先のリストもあります。



2. 授業内容は?


まず性器の呼び方や性教育に関する単語を先生の後に続き復唱したそうです。

先生"PENIS!" 生徒たち"PENIIIIIS!!"のような感じで。これを聞いたとき私は少し笑ってしまいました。でも、これにより”人間にとって当然のことで恥ずかしいことではないんだよ”というメンタリティを学べるのかなと思いました。

性器のお手入れ方法やバナナを使用したコンドームの装着方法を習ったり、同意を得るということはどういうことなのか、相手を尊重すること、個々のセクシャリティ、などを説明してもらえるそうです。

ちなみにオーストラリアでは、シャンプーはケミカルで身体に悪いので3日に1度と習います。それと同じで女性器は石鹸で洗わない(pH値が崩れたり乾燥したりしてしまうし、香料など自然でないものが入っているため)ことも習います。

スマートフォンとSNSが普及する時代なので、セクスティング(sexとtextingを組み合わせた造語で、セクシャルな内容のメッセージや写真を送ることを差します)やリベンジポルノについても学びます。

「家でお父さんお母さんと今日習ったことをシェアしましょうね♪」という感じなので、家庭でもかなりオープンにセクシャルな話題が出ます。




3. 家庭や社会でのセクシャルカルチャー



息子が小学校5年生の時、息子の親友が家に遊びに来て、私も含め一緒にテレビを見ていました。マスターベーションに関するジョークが出てきて一緒に笑ったり(この内容理解できるんだ〜と少し驚きました)、夜9時を過ぎるとコンドームのCMが流れてきたり、やはり日本の”とてもプライベートなこと””恥ずかしいこと”という雰囲気とはかけ離れていて”ごく当然のこと”という認識があると感じます。


著者が以前台湾の方とお付き合いしていた際は、なんと彼のご両親にコンドームを分けていただいていました!笑 

台湾に限らず多くの国では保健局やクリニックで無料でコンドームを配っているため、ご両親が出かけた際に家族分もらってくるそうです。すごいですよね〜。

性にオープンな分相手のことを尊重し、知識もしっかりあって、感染症対策や望まない妊娠をしないためにコンドーム着用マナーを徹底している方が多い印象です。




4. 避妊について




オーストラリアでは、緊急用ピルやカンジダ症、ヘルペスのお薬は処方箋なしで薬局で買えます。避妊ピルの使用もごく一般的で、1回処方箋をもらうと半年分ピルを出してもらえるし価格も1ヶ月分で2千円ほどです。

IUDやインプラント(腕の内側に埋め込む避妊薬)、避妊注射(その注射を打つと半年間生理が止まり妊娠もしなくなります)なども、飲み忘れの恐れがあるピルに比べて人気があります。

堕胎は州によって違法なこともあります。堕胎専用のクリニックがあり、術後のエモーショナルサポートのための無料カウンセリングサービスも充実しています。




5. あとがき



ところ変われば常識変わる。教育変われば世間が変わる。自分も周りも大事にできるように、柔軟な考えを持ち正しい知識を収集する努力は止めてはいけないなと再確認しました。

次回は”日本と真逆!?欧米のセクシー/モテ事情”です。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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