生理中のセックスはあり?知っておきたいリスクと楽しむためのポイント

更新日:2021年8月26日




目次

  1. 「生理中は妊娠しない」はウソ。生理中のセックスに潜むリスクとは

  2. 生理痛がやわらぐ?生理中のセックスへのポジティブな意見

  3. 生理中のセックスを楽しむためのチェックポイント

  4. 生理中はセーフティーなセックスで愛を深めて


生理中の女性の身体は非常にデリケートな状態。そのため、生理中にセックスをする時は、そのリスクをしっかりと理解したうえで、安全なセックスの楽しみ方を考えることが大切です。生理中もパートナーと愛を深めるためにも、必ず知っておきたいリスクとポイントをまとめてみました。



1. 「生理中は妊娠しない」はウソ。生理中のセックスに潜むリスクとは


パートナーといいムード、しかし今は生理中…そんな時、あなたならどうする?生理中のセックスは出血が気になるだけでなく、身体の不調や不妊症を引き起こすリスクが潜んでいることも。まずは生理中のセックスにはどのようなリスクがあるのかチェック。


生理中でも妊娠する可能性がある

生理中は経血と一緒に精子も外へ排出されるため、精子を子宮内に出しても妊娠しない…といわれることもありますが、実はこれは間違い。排卵周期が安定していないと生理直後に排卵することがあり、生理中のセックスで子宮内に入った精子の卵子が出会い、妊娠が成立することがあります。精子は通常2~3日程度で死ぬといわれていますが、1週間近く子宮内で生き続けたというケースもあるため、普段のセックスと同じように、生理中のセックスでも妊娠してしまう可能性は十分にあり得るのです。


感染症のリスクが高くなる

生理中は子宮内膜がはがれ落ちて出血するため、膣や子宮内部は非常にデリケートな状態。そのため、普段のセックスでは何ともないような少しの刺激で傷ついてしまうことも。出血があるため傷がついても気づきにくく、知らないうちにできた傷口からウイルスや細菌が入り込んで、クラミジア、パピローマウイルス、淋病といった感染症になるリスクが高まります。また、感染症の中には血液に触れることで伝染するものもあるため、傷がなくても感染症が拡大してしまう可能性もあります。


子宮内膜症になる恐れも

子宮内膜症とは、本来子宮内部にできるはずの内膜組織が、子宮以外の部分にできてしまう病気のことで、痛みや炎症、癒着などを引き起こします。セックスにより本来排出されるはずだった経血が子宮内に逆流することで、細菌やウイルスなどが子宮内に運び込まれ、子宮内膜症のリスクが高まりやすくなります。子宮内膜症は不妊症の原因にもなるため、将来的に妊娠を望む方は特に注意が必要です。




2. 生理痛が和らぐ?生理中のセックスへのポジティブな意見


日本では生理中のセックスを推奨しないという意見が目立つ一方で、海外の性科学者やセックスセラピストたちからは、生理中のセックスに賛成という意見が多数。サンフランシスコで伝説の性科学者とも呼ばれているキャロル・クイーン博士は、セクシャルトイ専門サイト『Good Vibrations』で、「生理中は血流が増えて滑りが良くなるため、セックスに積極的になる女性が多い傾向にある」と執筆しています。


生理が始まってすぐは性欲が減退するものの、3日目以降になるとエストロゲンとテストステロンの量が増え始め、性欲が高まりやすい時期。また、オーガズムを達することでエンドルフィンという成分が分泌されて、生理痛が和らぎやすいという意見もあり、生理中のセックスにポジティブな気持ちになる女性がいるというのも頷けます。


とはいえ、生理中に気になるのはやはり出血。生理中のセックスに肯定派の人たちは、セックス中は下にタオルを敷く他、経血をすぐに洗い流せるようにお風呂でセックスをする、挿入を浅くして経血の逆流を抑えるなどの、普段のセックスとは違う工夫をしているとのこと。生理中ならではのセックスの楽しみ方を考えてみるのもまた、カップルにとって重要なことなのかもしれません。




3. 生理中のセックスを楽しむためのチェックポイント

パートナーとの合意のうえ、生理中にセックスをする時は下記のポイントをチェック。なるべくリスクを抑えて、セックスを楽しむためのハウツーをご紹介します。


無理をしてセックスをしないこと

生理中のセックスでは、普段のセックスよりも痛みを感じるという人もいます。一度痛みに対する恐怖感が芽生えてしまうと、生理後のセックスでも痛みを感じてしまう恐れもあるため、「痛い」と感じたら無理をしないことが一番。セックス前に体調に問題がないかチェックして、不調を感じる時や経血量が多い日、気分が乗らない時は、パートナーがいくら乗り気でも、セックスは避けるのが吉。


身体は普段以上に清潔に

生理中に限ったことではありませんが、セックスをする前には身体や手は清潔な状態にしておくことが大切。少しでも感染症のリスクを抑えるためにも、直前にお風呂に入ってからセックスをする、身近にウェットティッシュを置いておくなど、普段以上に衛生面に気を遣うようにしましょう。


コンドームを使うこと

妊娠を望まないのであれば、生理中のセックスであっても避妊することがマスト。また、コンドームは望まない妊娠を防ぐだけでなく、性感染症を防ぐ役割もあるため、生理中のセックスで挿入する時は、必ずコンドームを使うようにしましょう。


4. 生理中はセーフティーなセックスで愛を深めて

生理中のセックスにはリスクがあることを、パートナーと二人で理解しておくことが何よりも大切です。リスクを最大限予防するなら、挿入せずに触れ合うことをメインとしたセックスを楽しむのも一つの手。リスクの高い生理中だからこそセーフティーなセックスを心がけて、愛を深めていきましょう。




(参照元)

https://www.womenshealthmag.com/sex-and-love/a19894437/sex-positions-for-period-sex/

https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/a34307121/sex-positions-for-period-sex-20201017/